第1部会(現代文)

第1部会 講演会

荒川久志(河合塾)の
「2010年センター試験現代文 分析とその指導をめぐって」

昨年の講演会では、最先端の入試現代文の分析と傾向を示しつつその指導と考え方ついてご講演いただきました。今回は実際の授業の様子をご紹介いただきながら、解法への考え方をお話いただくこととなりました。教材には、2010年度センター試験の評論と小説を取り上げます。

参加ご希望の方は、メールまたはFAXにて下記までお申込みいただきますようお願いいたします。

タイトル
「2010年センター試験現代文 分析とその指導をめぐって」
講師
荒川久志 先生(河合塾現代文講師)
日時
平成22年7月13日(火) 15:00~17:00
場所
河合塾大阪校S館
教材
2010年センター試験
第1問 岩井克人「資本主義と『人間』」
第2問 中沢けい「楽隊のうさぎ」
申込先
高津高等学校 村上大介
メールでのお申込み : ただ今準備中です
FAXでのお申込み : 06-6761-8153終了いたしました
荒川先生からのメッセージ

基礎的な学力があれば十分に対応できるはず、というのがセンター試験の建前です。しかし実際には、かなりの問題練習を繰り返しておかなければ、思うように得点できない、というのが受験生にとっての実感ではないでしょうか。

年度ごとに変化しているとはいえ、その分量・難易度を考慮すれば、制限時間内で正解を次々に導き出していくのは、ごく例外的な受験生を除き、至難の業です。そのため受験生に対して、〈過去に出題された問題やいわゆる予想問題に取り組み、短時間で本文を読みかつ本文に対応した選択肢を選ぶ〉練習を量的に課す、という指導法をとらざるを得ない現実があります。

〈速く要領よく多量の情報を処理する〉。こうしたことはたしかに必要不可欠な能力です。とはいえ、これだけが現代文を学ぶことの意義である、と割り切るのは、現代文を教える側にすれば、いささか寂しい気もします。

受験指導である以上、〈どのように文章を読み、どのように選択肢を吟味するのか〉を習得させることが最優先課題です。これが揺らぐことはありません。しかし、受験生が学習の過程で、〈文章を読むことは、知的刺激を受ける楽しいことだ〉とほんの少しでも感じてくれたら、という願望もあります。この願望は、怪しげな受験情報や知識、でまかせとしか思えない受験テクニックに惑わされることなく、文章に正面から向ってほしい、と言い換えてもよいと思います。

そうした願いがどこまで実現できているのかはともかく、今年度のセンター試験で、生徒が間違えやすかった設問の解説を中心に、実際の授業の一端を交えながら、一つの考え方として、参加される皆さんに紹介したいと思っています。

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