第2部会(現代文)

第2部会 特別講演会

岡 真里先生を迎えて 「祖国なき者にとっての 『こくご』 」

本研究会ではこれまで、教科書や副教材・入試問題などの作品をより深く学んでいくための一環としまして、その作品の著者の方々に講演をお願いしてお話を伺ってまいりましたが、今年度は京都大学の岡 真里先生をお迎えして、お話をお聴きすることとなりました。
ぜひこの機会にご参加いただき、教室での作品理解にお役立ていただければと存じます。皆様のお申込みをお待ちしております。

日時
平成25年7月30日(火) 15:00~17:00
タイトル
「祖国なき者にとっての 『こくご』 」
講師
岡 真里 先生(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)
【プロフィール】
東京外国語大学アラビア語学科でアラビア語とアラブ文学を学ぶ。エジプト・カイロ大学に留学。東京外国語大学大学院修士課程終了後、在モロッコ日本国大使館勤務。在モロッコ日本大使館専門調査員、大阪女子大学人文社会学部専任講師等を経て、現職。著書に『記憶/物語』、『彼女の「正しい」名前とは何か-第三世界フェミニズムの思想』、『棗椰子の木陰で-第三世界フェミニズムと文学の力』、『アラブ、祈りとしての文学』など。
場所
國民会館 武藤記念ホール 大ホール

大阪市中央区大手前2-1-2 國民會館住友生命ビル12階 Tel:06-6910-8500

  • 地下鉄「天満橋」駅 3番出口より谷町一丁目交差点東へ200m
  • 京阪「天満橋」駅 東出口より谷町筋を南へ、谷町一丁目交差点東へ400m
申込先
豊中高等学校 綾城 幸則 宛

FAX : 06-6854-8086終了いたしました

※お申込みは先着順にて受付いたしております。定員を超えてお申込みがあった場合、
  大変申し訳ありませんが受付を終了させていただき、お申込みをお受けできなかった
  方には、お電話またはFAXにてご連絡させていただきます。

岡先生からのメッセージ

現代パレスチナ文学―それはとりもなおさず「難民文学」の謂いであるが―をはじめとする現代アラブの小説作品について論じた拙著『アラブ 祈りとしての文学』(2008年)あとがきにおいて、私は、「小説を読む者はみな、潜在的に「非国民である』」と書いた。「女である私に祖国はない」と書いたのはヴァージニア・ウルフだが(『3ギニー』)、ウルフに倣って言い換えるなら「小説を読み私に祖国はない」となるだろう。では、祖国を持たない者、祖国から排除された者、すなわち「非国民」にとって「こくご」とは何であり、「こくご」にとって「非国民」とは何なのか。

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